スクラムマスター資格の認定団体の違いを教えてください
スクラムマスター資格は認定団体が複数あるため、日本語で受講可能な研修(同時通訳を含む)がある団体や企業を簡単に紹介します。 なお、認定資格の有無は直接的にスクラムマスターとしての価値やスキルを示すものではありません。自身による継続的な学習と実践が重要なので、単に資格取得を目的化しないことをお勧めします。
- Scrum Alliance
- 米国のNPO法人。もともとはスクラムの父ジェフ・サザーランドやケン・シュエイバーも参加していた
- 2002年から世界各国でスクラムマスターコースを始めとして、スクラムに関するさまざまな認定研修や認定資格を提供している
- 研修を受けずに認定を受けることはできない
- スクラムマスターの認定資格名は、「Certified ScrumMaster® (認定スクラムマスター、CSM® )」
- Scrum.org
- ケン・シュエイバーがScrum Allianceを離脱して作った企業
- 2009年から世界各国でスクラムマスターコースを始めとして、スクラムに関するさまざまな認定研修や認定資格を提供している
- 研修を受けずに、認定試験だけを受験することができる
- スクラムマスターの認定資格名は、「Professional Scrum Master® (PSM® )」
- Scrum Inc
- ジェフ・サザーランドが設立した企業。後にScrum Allianceを離脱して独自の認定を開始
- 2019年から米国および日本で認定研修を提供している
- 研修を受けずに認定を受けることはできない
- スクラムマスターの認定資格名は、「Registered Scrum Master®(LSM® )」
Scrum Allianceの認定スクラムマスター資格(Certified Scrum Master、CSM)は、スクラムマスターの認定資格のなかでいちばん歴史が長く、認定者が多い資格です。