アジャイル開発プロジェクトベーストレーニング
概要
アジャイル開発を学習し体得するためには、座学やワークショップのトレーニングのあとに、実際にアジャイル開発でプロジェクトを実施してみることが重要です。 一方で、実際にプロジェクトでアジャイル開発を実際に試そうとする場合、いきなり試したことがないのに商用製品の開発や受託案件に適用するのはリスクが高くなってしまいます。 たとえば、ステークホルダーとの期待値のすり合わせが十分でなくスコープが柔軟にならずにデスマーチになった、テストの自動化が十分できておらず最後に品質面で苦労した、うまくいかなくなると従来のやり方に戻そうとする力が働いてしまった、というのはよく聞く話です。
本トレーニングでは、実際にお客様の社内に「研修用のプロジェクト」をご用意いただき、そのプロジェクトを元にリアルタイムでのトレーニングをおこないます。
なお、本トレーニングの受講に際しては、事前にスクラムトレーニング(SCRUM BOOT CAMP®)の受講が必要です。
ゴール
- アジャイル開発を実際のプロジェクトに適用し知見を得る
- アジャイル開発に必要なツールセットやプラクティスを学ぶ
- 実プロジェクト適用時に気をつけるべき点を理解する
- チームビルディングや改善方法を学び体得する
- 受講者が今後の社内展開をリードできるようにする
対象者
- アジャイル開発をプロジェクトベースで実践したい3〜9人のチーム
- チームメンバーには、なるべく多様性があり、物事が随時変化していくことや新しいことの学習に抵抗がないことが求められます
- 実プロジェクトで開発を行いますので、コーディングスキル等の自分で動作するものを作れるスキルが必要です
- チーム全員が集まって、集中できる環境が必要となります
- 従来のやり方と異なるミーティングスタイル、付箋紙や模造紙等を大量に使用しますので、お客様にて専用の部屋やスペースをご用意ください
本トレーニングのなかで扱う主な内容
- スクラム実践
- バージョン管理システム(Git)
- テスト駆動開発(TDD)
- ペアプログラミング、モブプログラミング
- 継続的インテグレーション(CI)
- Infrastructure as Code
- クラウドコンピューティング
対象とすべきプロジェクト
実プロジェクトを使ったトレーニングになりますので、プロジェクトの選定は重要な要素になります。以下のような条件にあうプロジェクトをお客様にて用意ください。
- R&D、社内システム、社内サービスなど(いわゆる商用製品開発や受託開発などビジネス上の重要性が高く失敗が許容できないものは避けてください)
- 社内の他のチームとあまり連携が必要ないもの(他のシステムと双方向の連携が発生するようなものは避けてください)
- Web系やスマホ系など主要な技術要素を利用するもの(実行環境が制限される汎用性が低い技術が必要なものは避けてください)
- オープンソース製品を利用できるプロジェクト(推奨)
費用
コース | 4回コース | 8回コース | 12回コース |
---|---|---|---|
費用(消費税込み) | 110万円〜 | 220万円〜 | 330万円〜 |
期間 | 1か月(30時間) | 1〜2か月(60時間) | 2〜3か月(90時間) |
最大チーム数 | 2チーム程度まで | 2チーム程度まで | 2チーム程度まで |
その他 | 期間中はSlack/メールでの質問対応 |
- 回数の増減についても承ります。回数追加の場合は1回(7.5時間)あたり27.5万円(消費税込み)増額。回数削減の場合も同額を減額いたします
- 本トレーニングの受講前に、スクラムトレーニング(SCRUM BOOT CAMP®)の受講をご検討ください
- 全国各地にてご提供いたします
- 遠方については別途派遣料(交通費・宿泊費等を含みます)が発生する場合があります
- 価格には消費税が含まれています
- キャンセル規定(詳細は研修約款をご確認ください)
- 開催30日以内のキャンセルおよび日程変更は50%のキャンセル料が発生します
- 開催14日以内のキャンセルおよび日程変更については100%のキャンセル料が発生します