Q. スプリントレビューに誰を呼べばいいですか?

スプリントレビューは、プロダクトの現状を検査し、その結果を踏まえて適応するためのものです。 参加者はスクラムチームだけではなく、その他のステークホルダーも招待します。

一般的にプロダクトには、スクラムチームだけでなく、多くのステークホルダーがいます。 経営者、管理職、プロダクトマネージャー、マーケティング、サポート、営業、運用、接続先のシステムのチームなど枚挙に暇がありません。 プロダクトオーナーが中心となって、どのステークホルダーをスプリントレビューに招待するかを決めてください。

毎回同じ人を呼ぶ必要はなく、スプリントゴールやプロダクトの状況を踏まえて、そのタイミングで来てもらうのに相応しい人を呼ぶと良いでしょう。別に業務やプロダクトのことを詳しく知らない人でも構いません。

いくつか例を挙げておきますので、参考にしてください。

  • プロダクトのローンチが近づいてきたら、サポートやマーケティングの人を呼ぶ
  • 隔週くらいの頻度で、上司を呼ぶ
  • 月に1回くらいの頻度で、偉い人を呼ぶ
  • 外部接続の機能を作ったタイミングで、接続先のシステムのチームを呼ぶ
  • 不定期で、このプロダクトに関心がありそうな人に対して広く参加を募ってみる