Q. スクラムはソフトウェアにしか適用できませんか?

スクラムガイド2017版において以下のような記述があります。

スクラムは、ソフトウェア、ハードウェア、組込みソフトウェア、機能同士を接続するネットワーク、自動運転車などの開発から、学校、政府、マーケティング、組織運営マネジメントに至るまで、個人や社会が日常的に使用するあらゆるものに使用されている。

また、スクラムガイド2020版では以下のような記述があります。

スクラムガイド2020年版では、冗長で複雑な文章とITに関する記述(例:テスト、システム、設計、要求など)を排除している。

これらが意味するところは、スクラムの適用範囲はソフトウェアに限らないということです。

教育現場でスクラムを利用(eduScrum)したり、警察での事件ファイルの作成にスクラムを使ったり、組織運営でスクラムを活用している例があります。